【感想】年収200万円からの貯金生活宣言

横山光昭さん著「年収200万円からの貯金生活宣言」を読みました。

いつものプライムリーディング無料本です。

携書 年収200万円からの貯金生活宣言 (ディスカヴァー携書)

Amazonの著者紹介欄によると、著者の横山さんは家計再生コンサルタントを専門とするFPさんとのことです。貯金の他にも、初心者向けの投資のノウハウなど、お金の関する本を多数出版されています。

お金を使う世界に生まれてしまった以上、生きるためにはお金が必要です。

最近では、「老後は2000万円必要！」とか「社会保障費足りない！少子高齢化！」とかニュースでよく話題になっている様子です。

今後も色々な理由で税金や社会保障費のための支出が増えたり、その一方で1人にかかる社会保障は減っていく可能性もあって、先立つものとしてある程度の貯金をする必要があると思いました。

でもそれを十分するには今の私の収入では難しく、ゆくゆくは副業や少額でも投資をしたいと考えているので、ここ1年程はお金の本を意識して読むようにしています。 

さて、この本の内容についてですが、貯金の方法自体は個人の感覚レベルでは既に実践されている方も多いかもしれないくらい、当たり前のことが殆どです。

けれど自分がどのようにお金を使う人間であるか、また漫然と家計簿はつけているがその内容の傾向はどんなものかということが繰り返し問いかけられていて、自分が普段「当たり前」にしていたことを改めて意識するきっかけになりました。

他にも、支出を消費・投資・浪費の3種類に分けて、どのくらいの割合にすればよいかというところまで親切に書かれています。

感覚になりがちな貯金の方法がかなり丁寧に解説・可視化されているので、「貯金したいけど具体的にどうしたらいいか分からない！」という貯金初心者の方にも向いた本かと思います。