【感想】大家さんと僕
矢部太郎著、「大家さんと僕」を読みました。
著者はお笑いコンビのカラテカの矢部太郎さんで、当時矢部さんが実際に住んでいたお部屋の大家さんとの交流を基に描いた、ゆるっとした絵が特徴の4コマ漫画です。この本は人から借りて読んだのですが、付属の帯には手塚治虫文化賞受賞作とありました。すごい。
ほどほどの厚さで読むのに時間はかかりませんし、何より癒されます。あくまで実体験を基にしたフィクションとのことですが、日常こんな風に家族以外の誰かと関わることが無いので、特に矢部さんと大家さん2人のやり取りを読んでいると、現代日本ではない、どこか別の世界のおとぎ話を読んでいるような感覚がしてきます。が、そこに矢部さんの日常や感覚が入ってくることで絶妙な現実感がプラスされて纏まってオチて、そこに自分は魅力を感じます。
【感想】注文の多い料理店
宮沢賢治著、注文の多い料理店を読みました。この作品は小学生の頃、授業か何かの課題で読んでいますが、大人になって読んでみると結構内容を忘れています。こんな表現あったっけとか、もしかして小学生向けに削ってあったのかなとか、妄想するのが楽しかったです。あと短編を読むと、途中で投げ出さずに読みきれる達成感を得ることができます。
昔の文豪さんや人気のある作家さんの小説を読むときにいつも感心するのは、もちろんワクワクするようなストーリーを綺麗に起承転結させる技術もそうですが、読み手が想像・理解することのできる文章を書ける技術もすごいと思います。個人的に脳内にぼんやり映像が浮かんでくると当たり感があります。
今は何となく本を読むモチベーションがちょっと来てるので、習慣にできるよう負担のない範囲で、こういう仕事にあまり関わらないものも読んでおきたいです。
100均に行く
久し振りに100均に行って、工作のキットと文房具を買いました。これでしばらくの間遊べそうです。また今回は購入を見送りましたが、ポトスの植え替え候補の鉢を見てアバウトなサイズ感を確かめたりするなど、いい時間を過ごせました。
とても楽しかったのですがやっぱり人が多く、ソーシャルディスタンス維持のためレジ待ちの列がすごく伸びていて疲れたので、しばらくは行かないと思います。
戦姫絶唱シンフォギアXVを観終わった
放送当時に毎週録画したものを観ていたのですが、何かの事情で7話だけ録画できず、今日までずっと放置していたのをアマゾンプライムで一気に観ました。
XVはシリーズの5期にあたる作品ですが、私がシンフォギアを観始めたのは4期からで、どういう経緯で奏者みんながS.O.N.Gで戦っているのかも、実はよく知らずに観ています。良く知らないけどキャラは可愛いし、自分の好きな物である歌とアニメが一緒に楽しめるというのが嬉しいし、変身シーンはカッコイイし、登場人物全員の語彙というか言い回しも何か面白い。そして弱小メンタルにとって負担にならない、現実と程よい距離感のあるポジティブさ・熱血具合も好きです。あと、悲しい別れはあるけどそこにはいくらか救いもあって、希望のある終わり方をするところも。
そもそも自分は1つのことを最後までやり通さず挫折してしまうことが多いので、最後まで観ることができてちょっとした達成感を得られました。直接現実の役には立たないはずなのに、何だか自分に少し自信が持てた気がします。成功体験とはこういうものか。ゆっくりでいいので、今後は1期から観ていきたいと思います。
ポトスが育ってきた
3月中~下旬、新しいバイト先が決まった喜びに任せて近所のスーパ―で買ったポトスがスクスク育っています。取りあえず水は土が乾くまでやらず、風通しを良くするために窓は開けて、日当たりの多少ある窓辺に置いて、たまに霧吹きなんかして。
園芸サイトでポトスは簡単に育つと解説されていましたが、だからと言って全く気を遣わなくてもいいわけではないという、当たり前のことを体感しています。
他にも、真夏は日差しが強いからいったん室内に下げようかな、とか、来年の今頃は植え替えして肥料もあげてみようかな、とかちょっとした時に色んなことを考えます。新しく増えた葉や大きくなった葉をぼーっと観察するのも楽しいです。これぞ癒し。
結構楽しいので、新しい植物を育てることも考えています。観葉植物もいいですし、カイワレレベルの簡単な野菜栽培も良いかもしれません。